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執筆者の写真haruka

737の顔

こんにちははじめまして。harukaと申します。普段はヒコーキの撮影をしたり、色鉛筆でヒコーキイラストを描いています。


早速ですが、タイトルにもあるとおり、737の機首の造形について。737の機首は707、727から続くボーイングの伝統ある顔付きとして有名ですよね。737NGの生産途中からアイブローウインドウが廃止されて雰囲気が変わりましたが。輪郭はずっとそのままです。しかし当然、細かな部分でアップデートが加えられているのもまた事実。その細かなアップデートを2点ほど見ていこうと思います。



まずは、左右それぞれの位置から見た737クラシックと737NGの顔を見てみましょう。



737クラシックの機首です。




そしてこちらが737NGの機首。


はい、どちらも格好良いですね。最高です。抱きつきたくなるしチューしたくなる。それぐらい愛おしい顔です。大好きだよぉ~!

……ごめんなさいごめんなさい気持ち悪がらないでください石投げないでください(泣)。




話を戻して、この2つの顔を見比べると、アイブローウインドウ以外に違うところが2つ。

まずは、ピトー管の数と位置です。737クラシックの方は、一番後ろ側のコクピットウインドウの下部に片側2つ、左右合わせて4つのピトー管があります。一方、737NGでは一番前のコクピットウインドウの下部にあり、数もポートサイドでは1つ、スターボードサイドでは2つと左右非対称となっています。また、737NGにはピトー管のさらに下部に仰角センサーらしきものも見えますね。

ハセガワ製の737-800、-700ではピトー管のディテールが再現されており、もしも機首を移植して737-400や-500を再現するとなると、このディテールを削り落とす必要がありますね。



もう一つの違いは、レドームの付け根にあります。737NG縦に入るレドームの分割線のすぐ後ろに、何やら突起が並んでいるのが確認できます。737クラシックではこれは確認できず、見分ける際のポイントのひとつとなります。

この突起は2つで1組になっており、合計10組並んでいます。


さすがにこの突起は細かいものなので、大スケールのモデルでないかぎりは立体で表現するにはかなり難しいものとなりますが、こだわり派の方はデカールで表現してみてはいかがでしょうか。


さて、初執筆のコラムは737クラシックと737NGの顔の違いを見ていきました。これからもちょっと役に立つ、そして「へえ~」と思えるようなコラムを書いていけたら良いなと思っています。読んでくださってありがとうございました!

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